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山スキービンディングの比較検討 ディアミールとテックビンディングの比較 一考察

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☆ 山スキー靴 揃い出しました。
 輸入は一年一回きり 実際在庫量が少しです。
お早めに来て下さい 。

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☆ 山スキー板も そろそろ揃いだしています。
お早めに来て下さい。


では ビンディングのうんちくを始めます。
お付き合い下さい。
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現在の圧倒的なシェアーは ディアミールが持っている。
最近は 軽量で歩行性能を重視した ヨーロッパの山岳レースで 大きなシェアーも持つ、テックビンディング系ビンディングが、人気が出てきている。
そこで これらに関して 少し考察を試みたいと思う。

 テックビンディング系が ディアミールに比べ 不便と思われる点は?

☆調整と滑走性能に関して

1)つま先の固定だが、ディアミールでは、通常のゲレンデスキーのように、簡単にステップインできる。 一方テックビンディングでは、ピンを 靴先端の小さい穴に入れなくてはならない。
又トーピースの靴グリップ力調整は 微妙で 少し扱いが難しい
雪の中では、この細緻な作業は少しやっかいで、熟練が必要になる。
基本的に TLTテックビンディングは 使用に熟達を 要する

2)セーフティー機能は テックビンディングはトーピースには無い。
 セーフティー機能は ディアミールに軍配が上がる

3)ターンなどの 滑走伝達能力は ディアミールが勝る。

☆どんな物でも 軽量コンパクトな物は 素材が薄く、耐久性が劣ると言うのは現実である。
 長く物を使いたい人は ディアミールの方がよいと思われる。

4)重量:圧倒的にTLTテックビンディングが軽い。 TLTは500g ディアミールは1100gだ。

歩行に関して
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ディアミールの場合は 「 靴+ヒールピース+アームバー 」で 歩行することになる。

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一方 テックビンディングでは 歩行時にビンディング重量が無い 靴だけの重さで歩ける。
圧倒的に TLTテックビンディングは軽い。
歩行機能重視の スキーヤーには、疲労の軽減に繋がる。

ヨーロッパの山岳レースにおいては、その世界のプロが 歩行と滑走のタイムを争うので 当然道具の軽さが重視される。
一方 日本での 一般的な 通常使用で ユーザーが重視するのは、
1)トーピース、ヒールピース共に セーフティー機能を重視する。
2)次は 加えた力が ロス無く板に伝達できる 伝達滑走性能である。
3) 耐用年数、経済性も 重視して上げられる。
4)着脱などの扱いやすさ。


異論は 有るとは思う。
かいつまんで言うと 
雪山で、更に奥中に積極的に入り、本格派スキーヤーは テックビンディングがよいのだろう。
一方で 滑走性能、セーフティーリリース機能、靴サイズ調整幅、全体的扱いやすさを考慮するなら、ディアミール、 その人のスキースタイルで 判断をしていくのが 良いと思われる。

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