スカルパの中綿入り登山靴、モンブランGTX。ワイドラストで幅広の方にも対応する雪山靴の人気モデルです。モンブランの進化版、モンブランプロが登場してから少し影が薄かったのですが、やはり定番モデルは根強い人気が有ります。モンブランの強みは幅広甲高これに尽きると思います。雪山靴は冬しか履かないので、ソックスを厚手にされる方が多いです。そうすると誰でも幅広の足になってしまいます。その幅広の足で楽に履けるのがモンブランなのです。雪山靴で幅がしんどくて苦労されている方は一度お試しください！
ワンタッチアイゼン対応モデルです。

モンブランとモンブランプロの比較
メーカーのホームページの説明では、同じ幅広ラストを使っていると説明されているのですが、実際に足を入れるとモンブランの方が幅広甲高に感じます。外観も広く感じます。

ソールパターンは同じです。足首の高さは、モンブランプロの方が高いイメージがあるのですが意外にも同じです。

靴の重量はモンブランが１０００ｇモンブランプロが９１０ｇ（片足）です。これはアッパー生地の足首部分に皮を使っているモンブラン、布を使っているモンブランプロ、この違いが関係していると思います。

さらに足の甲の部分も同じです。

モンブランは、幅広甲高、皮の部分も多いので、強さ、硬さが有りしっかりしています。
モンブランプロは、軽く、足首が柔らかく前後に動きやすいので歩きやすいです。

どちらも中綿入りの雪山靴としてのスペックは十分にあります。ご自身の登山スタイル、足型にどちらが合うかお試しください。

詳しくはスカルパのホームページをご覧ください➡http://www.lostarrow.co.jp/store/g/gSC23200001390/

更新日時: 2017年11月03日 17:20

スカルパの冬靴がリニューアルされました！昨年までのモンブランをグレードアップ。NEWタイプは　ばっちりフィットするソックタイプ。踵のホールドが抜群になり　硬いフレックス靴にありがちな踵がカパつくという不満が激減しました。また雪がとても入りにくい足首構造なので　これもウレシイですね♪
余り輸入数がないので　早めに予約してください。男性・・・オレンジ　女性・・・ブルー

つま先、踵のコバがありますので「ワンタッチアイゼン」が装着可能です。

足首部分の締め方は、①足首以外の紐を締めます。②足首ゲイターのボタンをとめる③ゲイターの上から足首部分の紐を締める。

冬の時期になると、「冬靴を下さい！！」と言ってご来店される方が増えます。登山の業界では冬靴＝中綿入りの靴です。なので「こちらです！」とご案内すると・・・・「えーーー！！こんなんじゃなくて・・・・金剛山なんですけど」と言うやり取りが多々あります。

ではこのモンブランプロはどこの雪山で必要なのか？？もちろん金剛山ではいらないです。関西で有名な冬の山、高見山・三峰山、このクラスでもいらないです。　少し標高が上がって、大峰・比良・伊吹山・大山、このクラスになると天気・時期・何人で登るのか？などにより変わってきます。トレースが付いていて雪の上を歩くだけなら必要ないですが、トレースがなく、足が埋まるような状態で長時間歩く場合は、普通の登山靴より綿入りの方がいいでしょう。後は、先々の冬山での使用頻度、どんな山を目指してるのかなども必要かどうかの判断になります。

※あくまでお店の意見として参考にしてください。

更新日時: 2016年01月11日 13:56