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最近の常識!フリース素材が山に向かない理由。

アウトドアウェアのみならず一般ウェアでもよく見かけるフリース素材を使った商品。その特徴は保温・軽量・速乾などと言ったところでしょうか?アウトドア業界でもウール・ダウンに変わる秋冬の防寒素材として人気を集めてきました。 私も長年フリース素材を使ってきました。しかし、100%満足するものではありませんでした。①フリースを着て歩くとすぐに暑くなり蒸れる。②気温が低いと結露する。③ザックの中でかさばる。等です。ず~~っとモヤモヤした疑問を持ちながら、こんな物か・・・・と思いながら使っていました。

最近、ファイントラック社の素材勉強会に参加したところ、そのモヤモヤが一気に晴れました!

フリース素材は速乾素材である・・・・間違いではありません。洗濯した後、乾くのは速いです。 よく「吸汗速乾」という言葉を耳にすると思います。読んで字のごとく、汗を吸って速く乾かす事です。でも汗を吸わない事には乾きません!フリース素材はこの吸汗能力が低いのです!!

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表面に水滴を垂らしても吸い込む事は有りません。(上から圧力を加えれば吸い込みます)汗をかいてもフリースが汗処理(吸って乾かす)をしてくれない為、汗がたまり、熱がたまり、蒸れの原因になります。そして気温が低いと、この汗が結露の原因になります。

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こちらはファイントラックのミッドレイヤー「ドラウトクロー」の生地テストです。水滴を垂らすと、瞬時に吸汗し拡散し水蒸気に変えてくれます。

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さらにファイントラックの最新ウェア、ドラウトポリゴン3の驚きの吸汗能力動画です。一瞬です!

ミッドレイヤーに求める機能として吸汗速乾能力は欠かせません。タウンウェアで防寒対策で着たり、低山で発汗量が少なければフリース素材でもいいでしょう。しかしある程度高低差がある山なら吸汗速乾能力のあるミッドレイヤーを選びたいものです。

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