上醍醐　法界寺阿弥陀堂

秀吉醍醐の花見ならぬ　枯れ葉の醍醐山を歩いた
醍醐三宝院女人堂横からのお参り道で登る。
開山堂からの京都盆地　大阪平野　山城の展望は思っていたより広大で良く、さすがに人気スポットであると納得した。
山中の国宝、重文の堂塔なども素晴らしく　山歩きプラスアルファーが充実している。
帰路に日野法界寺まで足を伸ばし　国宝の阿弥陀堂にお参りした。
裏手の山から開山堂までのコースも有るようで　低山ハイキングも良いのではないか。

京都の展望がかなり良い。
この上醍醐の多くの堂塔は秀頼の寄進が多い　家康の命令で豊臣家の財産を散在させられたというのは有名だが　まさにほとんど全てが秀頼寄進と書いてあった。

国宝法界寺阿弥陀堂　丈六の阿弥陀如来像　内陣も素晴らしかった。
繊細な屋根の反りは流麗で美しく　納得の阿弥陀堂であった。
文句なしの国宝だ。

ここ日野は浄土真宗開祖親鸞上人が生まれた所　誕生地もお参り出来たのが　最高に嬉しかった
幼少の折にはこの阿弥陀堂で拝んでいたと書いてあった。
又日野は藤原不比等の次男　藤原房前を祖とする藤原北家が先祖の血筋である
　1467 ひとよむなし　応仁の乱の元凶を作った日野富子は　ここから足利家に嫁いでいる
個人的には　折角の阿弥陀堂が有るのに　ご本尊が藥師如来で真言宗であるのが　私には少しう～～ん　なんかちょっと物足りないなと思った