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屋久島トレッキングのアドバイス

世界自然遺産の島・屋久島。
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屋久島トレッキングのお勧めシーズンは、春と秋です。
1ヶ月に35日、雨が降ると言われるくらい、雨が多い島ですが、
この時期は雨が少なく、天候も安定しているので、
気持ちの良いトレッキングを満喫出来ます。
私が行ったのは、春3月で晴天に恵まれました。
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ここでは、屋久島の事を少し紹介したいと思います。

『自然』
1《縄文杉》
縄文杉へは、荒川登山口から徒歩片道約4時間半、往復すると、約8~10時間かかります。
道の2/3はトロッコ道、残りが登山道で、比較的歩きやすいですが、雨が降ると登山道は滑りやすく注意が必要です。
ウィルソン株から縄文杉の間が少しハードです。急坂あり、階段有りで、初心者の方には、しんどいかもしれません。
頑張った先には、樹齢2000年以上の縄文杉が出迎えてくれます。途中大王杉、夫婦杉等がありますが、縄文杉には圧倒されます。「すげぇ~」の一言で、しばらくぼーっとなります。
おすすめは、朝日が昇ってその朝日に照らされる縄文杉で、とてもきれいです。
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2《宮之浦岳》
九州最高峰の山。山頂の展望は遮るものが無く、360°大パノラマが広がります。
淀川(よどごう)登山口から片道約4時間半、往復8~10時間コースです。
途中、花之江河の湿原や投石平の大きな1枚岩、変わった岩等、見所たくさんです。
各登山口から1泊2日で宮之浦岳、縄文杉を通って縦走も可能です。
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3《白谷雲水峡》
見所は、苔の森で他ではあまり見られない光景が広がります。
また、固有名のついた巨木や珍しい杉もたくさんあり楽しめます。
園内は、石畳の遊歩道で整備され、約1時間~5時間のコースがあります。
整備されているとはいえ、雨が降れば滑りやすいので、登山靴があれば安心です。
雲水峡の一番奥にある、太鼓岩に登ると屋久島の1800m以上の山々が一望できます。
入園料300円です。
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4《ヤクスギランド》
白谷雲水峡と同じく、気軽に屋久島の自然に触れる事ができます。
園内は、30分~150分と色々なコースがあります。
入園料は300円です。

『装備』
一般的な登山装備が有れば、問題なく歩けます。
登山靴は、縄文杉やヤクスギランド、白谷雲水峡などは、底の柔らかい靴で十分です。
宮之浦岳や縦走なら、底の堅めの登山靴がお勧めです。
ザックは、日帰りなら20L~30Lあれば十分です。
雨が多いところなので、防水対策はしっかりしておきましょう。
防水素材の靴、雨具、ザックカバー、スパッツなどは、必需品です。
島内の宿やお土産物屋、スポーツ用品店には、登山用品のレンタルをしているところもあるので、初心者の方にはそれらを利用するのも良いでしょう。

『交通』
屋久島へは、まず鹿児島へ行き、そこからフェリー、高速船、飛行機のいずれかで屋久島へ入ります。
一番早いのは、飛行機です。時間があれば、フェリーを使うのもいいと思います。
島内は、宮之浦~安房間をバスが1時間に1~2本走っています。縄文杉やヤクスギランド、白谷雲水峡にも、バスはありますが本数は少ないです。そこで、便利なのはレンタカーです。各登山口へのアプローチ(マイカー規制の時期有り)や島内一周など、時間を有効に使えます。レンタルバイク(原付・カブ)、レンタルサイクルもあるので、風を切って走るのも気持ちが良いです。

『宿』
素泊まりなら約3000円~あります。1泊夜食付きは7000円~が多いです。朝食は、朝早く出る人のために、お弁当を用意してくれます。(500円~)
登山口に近く、色々な店があるのは、宮之浦、安房(あんぼ)で屋久島の中では大きな町で、宿も多いです。

『その他』
登山、トレッキング以外にも、海中温泉やウミガメの産卵地、滝、西部林道など見所満載です。
屋久島の資料館や、縄文杉の博物館などもありますので、より屋久島に詳しくなれます。
せっかく屋久島に行くのなら、3泊か4泊ぐらいでゆっくり行くのが良いと思います。
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『アドバイス』
船で屋久島に入る場合、乗り物酔いする方は、酔い止めは必携です。沖に出ると天候によっては、かなり揺れます。(特に高速船)
縄文杉、宮之浦岳に行く時は、とにかく朝早く出ましょう。車の場合、駐車場がいっぱいで登山口から遠い所に止める羽目になります。私が3月に行った時、荒川登山口(縄文杉)に朝5時に着きましたが、駐車場はいっぱいでした。一部登山口では、季節によりマイカー規制があり、登山口へ車で入ることができません。事前に確認することをおすすめします。
天候が悪いと船や飛行機が欠航しますので、屋久島に浸りすぎて、帰れなくならないよう気をつけましょう。

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