韓国料理について
3月韓国登山旅行中に、仙台から全羅道に嫁がれ12年 K女史と久々にお会いしたときに、何か美味しい物を食べに行こうと言うことになった。
しかし 韓国料理で何が美味しいか? と成ったとき、 なかなかそれが出てこないことに端を発し お互い感じている韓国料理に対する疑問で 話が盛り上がった。
あくまで私見なので 異論のある方には申し訳ないが 腑に落ちる所も有るはずなので 同感の方は読んでもらいたい。
その時の内容を書いている
私見
鶏龍山に行った折の話だが、、、
下山道すがら うまそうな豆腐専門店を見つけたので、飛び込んだ。
ここ数日韓国の濃くて辛い物ばかりだったので、胃の調子も重く、豆腐のあっさり味はとても嬉しかった。
実際韓国料理に関しての個人的意見であるが、一人旅行した旅に、何時も感じるのは、晩ご飯に何を食べようかな? でも一人で食べる物が無いな!これだけ韓国に来ているのに、韓国料理のレパートリーなんで少ないのかな? と言うことだ。
世の韓国流ドラマブームで、韓国グルメと題し、テレビや雑誌で、沢山取り上げられている。
しかし 一人で晩ご飯として食堂に入った折に 鍋などが大人数で食べる物が多く 一人でゆっくり楽しめる食べ物がすくない現実に何時もぶち当たる
結局 カルビタン サンゲタンに落ち着いてしまうのである
要するに一人用の食事がとても少ない事だ。
うどん、冷麺など昼食にする物はあっても、夕食に値する物になると、たいがいが鍋など数人で囲む物ばかりで、個人用が無いに等しい。
この疑問を K女史と会話した折 韓国在住12年のK女史も全く同じ意見で 何時も困っていると言っておられた。
では 何故ですか? と 質問した所 答えは明快であった。
私は胸のつっかえが取れた様な気になった。
答え
それは韓国人が一人では外食をする習慣がないからである。
必ず誰かとつるんで外に繰り出し、食べて飲んで思い切り盛り上がる習慣から来ている。
そうなると 対象は皆で囲んで食べるタイプの食事になる
個食系の需要が無くなり、この様な自体になる
実際夕食を一人で外食をしている韓国人は、22年になる私の韓国歴でも見たことがない。
ちなみに夕食に値する個食を諳んずると韓定食、サンゲタン、ソルロンタン、トルソクビビンパプ、カルビタン、センナクチビビンパプぐらいしか、私には出てこない。
でも これらは 昼食でもかまわない
おかずがずら~~と並ぶ韓定食も 日本人には辛くて食しにくい物がおおいので いっぱい並んだ所で余り意味もないし、
もう一つは 何でもまぜこぜにして食べる食べる方法、 ビビダ=混ぜる
ちなみに ビビンバは ビビダという動詞とパプ(ご飯)から構成されている。
言わば 混ぜご飯といういみである。
折角きれ~いに盛りつけられたご飯を 一気にごちゃ混ぜにしてしまうのは 何時ももったいないな~と感じている。
何でもかんでも ごちゃ混ぜにする食文化だ
但し これは 韓国の伝統的文化である
どうしようもないのだが きれ~い盛られた物だから、とにかくもうちょっと他の方法で食べてやろうかと思っている。