防水スプレーのお話

登山靴・レインウェアは最初から防水スプレーをふりましょう!ゴアッテクスなどの防水透湿フィルムを使用した商品でも、フィルムは表面生地の内側にあります。登山靴なら革の内側、レインウェアならナイロン生地の内側です。防水スプレーは表面生地の革・ナイロンの水を弾く能力を上げる為にふります。水を弾かないと表面生地が保水して重く・冷たくなります。常に水を弾く状態がベストです!

スプレーには種類があります。「フッ素系」「シリコン系」です。それぞれ特徴があるのですが、結論から言うと「フッ素系」をお勧めします。ヨシミスポーツで取り扱っている商品も「フッ素系」です。

「フッ素系」・・・長所☆通気を損なわない ☆油分を含んだ汚れも弾く 短所★持続力がない ★価格が高い

「シリコン系」・・・長所☆持続力がある ☆価格が安い 短所★通気が無くなる ★油分に弱い

登山の場合、レインウェア、登山靴にはゴアテックスなどの通気の有るフィルムが使われています。それを損なう分けには行きません。最近は持続力のあるフッ素系防水スプレー(画像一枚目右端)安価なフッ素系防水スプレー(画像二枚目)も登場しています。何に使うかを伝えて頂ければご案内いたします。

ちなみに「防水スプレー」と「はっ水スプレー」は言葉の意味の違いはありますが、ざっくり言って同じです。防水は水の浸入を防ぐ、はっ水は水を弾くと言う意味ですが、スプレーを噴射して表面に膜を作り水を遠ざける事に変わりはありません。「防水!」って言った方が「はっ水!」と言うより入りにくそうに感じるのは私だけでしょうか?笑