ローカットシューズで登山をするメリット&デメリット

2月最後の週末、天気は良いですが気温は少し低いですね!3月からは春山シーズンです!各メーカーから新しいカタログが届いたり、新商品が入荷してきます。関西の緊急事態宣言が2月末で解除されますので、「3月から山歩き再開します!」と言う方も多いかと思います。

今日は何処まで行っても答えの出ないお話です。「ローカットシューズは登山靴なのか?」お店に並んでいるローカットシューズを手に「これ登山靴ですか?」「これでどの山までいけますか?」と言う質問を頂きます。  登山靴の定義がはっきりしない・・・履く人の技量で登れる山は変わる・・・と言う理由もあって、はっきり断言する事は避けますが、ローカットシューズのメリット&デメリットはお伝えするようにしています。これから登山靴購入を考えている方で、「ローカットも考えてます!」と言う方は参考にして下さい。

ローカットシューズのメリット

①軽い!②柔らかい!➂普段履きと兼用しやすい!④早く歩ける!⑤色・デザインが豊富!

ローカットシューズのデメリット

①捻挫しやすい!②下山時に足が前にズレる!③悪路では足裏が痛い!

デメリットを理解頂き、メリットを優先するなら楽しく登山で使えるでしょう!ヨシミスポーツの考えとしては、整備された低山ぐらいまでがお勧めです。

ローカットシューズで、下山時に足が前にズレる理由

ローカットシューズで、下山時に靴の中で足が前にズレ、爪があたり黒くなった!と言う方も多いかと思います。下山時は下方向に重力が働きますから当然靴の中で足は前に前に動こうとします。斜度がきついとより前に動こうとします。この前に動こうとする足を止めるのが、足首の「壁(かべ)」です。壁と言う表現を使いますが、要はハイカットの部分です。「壁」が高ければ高いほど足が前に動くのを抑えれます。「壁」で足が止まれば爪があたる事もありません。斜度がきつい登山では「壁」の有る登山靴が有効です!

登山靴の種類の説明です。良ければ登山靴選びの参考にして下さい。➞クリック