登山靴の値段の違いって何??
先日、「初めて登山靴を買います!」と言うお客様がご来店されました。陳列棚の端から端まで見渡されて一言。
「値段の違いって何ですか?やっぱり高い方が良いんですか?」
確かに値段差は有ります。下は1万5千円ぐらいから上は5万円ぐらいまで!登山靴に限らず、値段を決定づけている物は、原材料の値段です。登山靴の場合大きく分けて「ソール素材」「表面素材」「防水素材」この3つの素材が有ります。
ソール素材・・・ビブラム社のソールが多く使われています。黄色のマークがビブラム社のマークです。グリップ力が良く耐久性も有ります。また多くのモデルが「ソールの張替」が出来ます。このマークが無い商品は、コストを下げたソールを使用したモデルが多いです。
表面素材・・・ナイロン素材や合成皮革を使った靴は安いです。お値段が上がると革を使っている物が多くなります。革靴でも、スエード革なのかヌバック革なのか?革の厚みによって値段が変わります。
防水素材・・・ほとんどの登山靴は「ゴアテックス」と言う防水素材を使っています。ゴアテックスを使う事で価格は上がりますが、防水性も上がります。お安いモデルは、ゴアテックス以外の防水素材のものが多いです。
この他にも、ブランドや生産国、代理店が大きいか小さいか等、価格を決める要素は沢山あります。気になっている登山靴があれば、使われている素材を知るのも面白いです!
因みに、一番大事なことですが・・・・
値段が高い登山靴=履きやすい登山靴では無いです!
履きやすい登山靴は、目的、足の形、自身の感覚がマッチした登山靴です!
登山靴選びでお悩みの方、お待ちしております。