インドネシアの山 アグン山登山 3140m
3140m バリ島に飛行機で行くと 必ず窓から見える火山 山好きなら 見た瞬間から登らなければならないと”感じる山である。
活発な火山ではないが 深い火口を持っている 2峰の頂上を持ち 蟻の戸渡りのような コルを歩くのが面白い 眼下にはバトール山 カルデラ湖 インド洋 プサギ寺院 遙か彼方には ロンボックのリンジャニ山の頂上 等が見える
山行は プサギ寺院の横から登る 標高800mからだ 一泊2日 標高2600m辺 山中の岩屋戸でテントを張る 南十字星が美しい 登りに11時間 下りに7時間 ぐらいを要する
森林限界は2800mぐらいだ 下はジャングルトレッキング 難易度は中程度 森林限界から上は 固まった火山灰ヒダ尾根をひたすら登る ヒダから落ちると間違いなく あの世行きである
ザイルまでは不要
アグン登山は バトール登山とは全く難易度が違うので 注意をしてもらいたし
○ 登山口 ブサギ寺院横の道を奥へ入っていく 道は一本 ひたすら高度を稼ぐという登り方だ
○ テントで寝て 早朝 頂上まで2時間ぐらいの所にある岩小屋で
バトール山 キンタマニー高原 インド洋を見下ろす 壮大な景色だ
○ 遂にリムに到着 更に景色は広がる 気分は爽快だ
○ リムの奥 向こうは頂上である。稜線が見える。
ガイドは友人メメット君(ロンボクリンジャニ山でガイドしてくれた) そして弟君もヘルプしに来てくれた。
○ 頂上 プンチャックに到達 プサギ寺院から ひたすら登って トータル11時間
感激の瞬間 娘も涙ポロポロだ
遠く雲上に リンジャニ山が見える。
○ おそるおそるクレーターを覗き込む 長女 火口は小さいが深い
○ 下山して リュックに入っていた鶏君を見る 山が大変で鶏君を食べる時間がなかった。
道中 我々のマスコットとなり 娘が苦しいときの友達であった。
娘の前を行くリュックポッケトで いつも コッコ コッコと鳴く可愛い姿に 癒された登山だった。
しかし翌日 メメット君がホテルに来たとき 焼き鳥状態であった。
美味しかった 感謝の気持ちで食させてもらった。