別売インソールへの疑問

最近よく見かけるのが 靴を買った後に 当然の如く別売インソールを勧める店があります。
これは順序が逆だと考えます。
インソールに拘るならば 別売インソールを選んでから そのインソールを入れて靴選びをするべきだと思います。
とは言っても 元々入っているインソールは 廃棄するような雑な物では無く メーカーがその靴用にシッカリ考えてセットした物で 靴に合った物です。
その上に 厚みの異なる 別売インソールに交換することによって 別サイズの靴になってしまいます。
まずは 元々のインソールで靴を履き 靴が慣れてきた上で なおかつ不都合を感じてから 新たに別売インソールに交換するべきと思います。

理由: < 別売インソールを入れると 靴が窮屈になる >
☆ 別売中敷きは 相対的に厚みがあり それを入れることによって 最低ワンサイズは小さくなり 窮屈になります
常日頃靴の幅広げを 依頼される方の4割は 靴に この別売インソールが入っています
コレを元に戻すだけで 靴の当たりが一瞬にして解消します。
☆ インソールを勧める店の 大きく見落としている物は 靴の構造があります

それはヒールカップの高さです。
これは 靴に置いて心臓部当たるような大事な部分で 踵の骨部をどうフィットさすか
踵をどう守るかが 靴の重要部分です
全体重を支えている踵骨の保持は靴の生命線です。
元々のインソールに比べて 別売物は 総じて厚みが倍近くあり それに交換する事により 踵位置が上がり ヒールカップから踵が上に ずれてしまいます。
すると踵のホールド力が落ち 踵がカパカパします。
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☆ 踵の巾も 横に広がります
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元のままの中敷き状態
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☆一目瞭然
別売インソールを入れると 踵巾、大事なトップラインが横に広がってしまいます。 結果くるぶし周り、踵ホールドがガバガバになります。
ローカットの靴は 特にホールドが浅く ヒールカップのフィットが重要なります。
ローカット靴に別売インソールに 入れ替えるのは 上記のような状態になりがちで 私は全くオススメしません
そもそも 靴には それぞれ深さのヒールカップがありまして 品番に応じてヒールカップの深さが変わっています
インソールもその靴用にセットされています。
それを無視して 何でもかんでも 別売インソールに変えるのは 得策ではありません。
たぶん インソールを強く勧めるショップさんやユーザーさんは 足裏だけに注意を払い 足と靴を 平面的にしか見ていないと思います。
足も靴も立体です。

別売インソールに交換は 十分に注意してください。
特にLOWカット靴は 上記の理由で 別売インソール交換は要注意です。
どうしても 別売インソールに拘る場合は インソールを持ち込み そのインソールを入れて 靴選びをされるのが良いでしょう