ムラピ山 中央ジャワ

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標高2911m
世界でも有名な暴れ火山
2010年の大噴火では、南側に多くの被害者を出している
小康中ではあるが本来は登山禁止 自己責任で登らせてもらった
有名な山なので やはり欧州からの白人が多く 20人ぐらいは山頂にいた。
この山の登り方は 北側セロ村から直登 登り5時間 下り3時間半だ
道はこれ一本のみだ。
山頂に朝五時半に着くように皆登るが決まりだ。
何があるか解らないので これが暗黙のルールだ。
太陽遮る樹木が低いので 太陽が上がると 直射日光で体力を消耗するので まず無理だ
大迫力で 満足度満点だ。
火口を覗き込むと 2010年の噴火で溶岩ドームは巨大に膨らんでおらず 安心した。
南十字星や、満天の星空を満喫しながら登山し、時間的にもコンパクトに登れ 大迫力火山を満喫出来るので 人気があるが理解出来る
山頂からは ムルバブ、スンドロ、スンビン等 富士山が3個重なるような展望が得られる。
火山灰だらけになるが 友人を誘って 又 登ってみたい山だ


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南側 2010年の被災エリアは ジープで被災地を見て回る 観光スポットになっている
お国柄の違いだが 村人は積極的に被災場所を公開し 観光地にしている。
 皆に見てもらい 生計を立てて行くという ところが凄い
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火山灰でドロドロに溶けたラジオ
このシェルターで避難した10人が火山灰の熱で焼け死んだ 普通内部見学は怖そうに思うが これも中心的見学ポイントになっている。 
登山概要)
○ 登山着地基地セロ村ロスメンを午前12時30分に出発~ 途中2回ほどの休憩でリム下平地に到達: 所要時間4時間~そこからリムへの急勾配アタックになる: 所要時間1時間~リム上が頂上となり火口を覗き込む。~下山は同じ道を降りる
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リム下平地に近づき 頂上到達時間を考え 途中で焚き火をして暖を取る
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雲海に浮かぶ 中央ジャワ西端スラメット山
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火口リムの蟻の戸渡り 落っこちたら終わりだ。
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リムで スンビン山を見る
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スンビン スンドロ ディエンを見る 
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クレーターを見下ろす 溶岩ドームはさほど成長していないので安心する
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火口丘リムの盛り上がりを見る フジツボ型リムは、スルフル噴煙と蟻地獄登りである
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登山口村セロよりムラピを見上げる。