リンジャニ山 登山
赤道直下の海に浮かぶロンボック島 そこに標高3776mのリンジャニ山がある この山の魅力は 物凄いスケールのカルデラ湖と 活発な活動をする火山 大ジャングル 下山後 体を癒してくれるココナッツビーチである
登山は山中4泊5日 一番の魅力は直径4キロのカルデラ湖を山頂から見下ろす光景であろう。月夜に輝く湖面 湖から火を吐く新火口 山頂から湖までの高低差は1700m 湖には新たに湖面から高さ500mの新火山がフジツボのように出来ている。
川や滝は温泉になっている。
山麓には熱帯雨林が広がり 南十字星が満点の空に輝いている ガイド ポーターを雇ってのワイルド登山が最高である
☆リンジャニ頂上アタック
標高3100mのテント場から頂上アタックの5時間はかなり苦しい
急傾斜の火山灰アリ地獄登りは殆ど足が滑り落ち 強風寒風が激しく吹き付け登山者を苦しめる
ガイド君は 外人トレッカーの1/3は このアリ地獄でギブアップすると言っていた
私もけっこうギリギリだった。
○ ロンボック島 マタラム空港に到着 バリより約40分だ
○ 空港より山中登山基地へ移動 スンバルンラワン標高1000m 約3時間半のドライブだ ココはニンニク農家が多い。 夕食をガイドのメメット君と共に 後 彼とは、互いの家族を交え 仲の良い友人となる
早朝ポーター4人 ガイド1人が私のために集まる。 荷物をまとめ イザ出発!
遠くリンジャニ山が見える。
この時は その巨大さが解っておらず 緊張だけであった。
○ 延々と 炎天下のサバンナを歩く 少しずつ標高を上げる
○ 標高3200mのテント場 炎天下サバンナ歩き 比高2200mを11時間かけて到達した。
夕方4時半 すでに気温は10度ぐらい 日格差28度はなかなかこたえる。
○ 頂上到達 テン場より夜間歩行5時間 砂アリ地獄 稜線寒風との格闘であった。何回も諦めかけたので格別だ。
標高差1700mには、直径4kmの巨大カルデラ湖 湖面には6年前に出来た新火口がある その迫力はすさまじい
○ 登頂後下山 リムより山頂を見る アリ地獄下りは、たった90分 空中散歩みたいで一歩で3mは進む。
○ リムより湖面へ下山 5時間もかかった 今日のテン場 湖面よりカルデラ内新火山を見る
湖面より400mあるそうだ。危険すぎて登山禁止 夜は南十字星満点の星、新火山が深黒の夜空に赤々と火を噴き 興奮して眠れない。
○ テン場での憩いのひととき 道中一緒だった鶏君がお祝いのために餌になった。
湖面より下の川や滝は 温泉になっている 疲れた体を癒してくれる。
○ 再度 別方面のリムに はい上がる 5時間はかかった
リムから セガラアナ湖に別れを告げる。新火山が素晴らしい ポーターさんと感激を分かち合う。
○ リムより3時間 最後のテン場につく 焚き火をして歓談する 何故か淋しい 明日は彼等とお別れだ
○ 下山後 島のビーチをメメット君と 散策する
ネシア登山の良さは 登山後に待っているココナッツビーチである。
○ マタラム王朝 ヒンヅー寺院を観光する。
この島の魅力は この様な歴史的観光地が多いことである